こんにちは!
腰痛整体FUKUROHの村越です。
本日は2023年6月に卒業された小平市のNさんの症例(1/6)を紹介します。
始まりは1ヵ月前…
Nさんが来院されたのは4月下旬。
もともと腰痛はなかったそうですが、1ヶ月前に前かがみになった際に痛みが走ったそうです。
強い痛みはすぐに引いたものの、そこから立っていると常に腰に鈍痛を感じる状態が続いているとのこと。
お仕事の関係上ほぼ立っていなければならいこと、今後より忙しくなることが想定されるため良くしたいとのことでした。
なぜ痛い?
まず考えたのが「ぎっくり腰」の回復過程ではないか?ということです。
ぎっくり腰は急性腰痛と呼ばれ、その名の通り突然腰に痛みが発生するもの。
当院では「筋肉や関節が傷ついてしまった状態」としています。
ぎっくり腰も痛めた個所や度合いによって治り方に幅があり、ひどいものでは4~6週間かかるケースも少なくありません。
しかし、Nさんの痛みの程度や症状の経過、各種検査の結果では傷としてはもう回復している状態と評価できました。
立ち姿勢に注目!
腰自体に問題はないのであれば、次に注目したのが症状の出る状況でした。
常に腰が痛いとのことでしたが、お話を聞くと特に仕事中の「立っている体勢」が長いのがつらくそれ以外は痛くなかった!とのこと。
ただ、労働時間も長いので「つねに痛い」という表現にも納得。
Nさんの立ち姿勢に注目してみると骨盤の前傾と腰椎前弯の増大、いわゆる「反り腰」という状態。
反り腰でよく見られる原因は「不良姿勢の持続」「妊婦さん」「肥満体型」「腹筋の筋力低下」です。
Nさんの場合、前かがみになった際の痛みが不良姿勢(慣れない体勢)によって取れ切れていない状態だと考えました。
腰周辺の血行改善と姿勢の改善
施術では痛みのある腰周辺の血行改善、反り腰に関与する「脊柱起立筋」や「大腿筋膜張筋」に対するアプローチを行いました。
また、背骨の動きの拡大と体幹筋の強化をするために自宅で出来るピラティスメニューを処方しました。
通院期間と施術回数
初回の時点で自他ともに変化があり、その後、働きながら経過を観察。
Nさんの場合、通院期間が1ヶ月半、施術は計5回となりました。
6月で仕事環境もガラッと変わりましたが問題なく過ごせているとのこと。
振り返り
症状の改善はとても順調でした。
症状が出てから比較的短期間で来院いただいたこと、年齢的に回復力も高かったこと、通院時に伝えた日頃の注意点などをとてもよく意識していただいたことが今回の結果につながったと思います。
ひきつづき、他の方の症例を上げていきますのでお楽しみに!
腰痛整体FUKUROH
柔道整復師 村越