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腰が痛くて座っていられない (男性 40代)

こんにちは!

腰痛整体FUKUROHの村越です。

 

本日は2023年6月に卒業された国分寺市のKさんの症例(4/60)を紹介します。

 

2021年から悪化

Kさんは、以前通院していたお客様からのご紹介でした。

 

はじめて腰が痛くなったのは18才、かれこれ20年以上腰痛をお持ちだそう。

 

ただ2020年頃に転職されて立ち作業が増え、一年が過ぎた頃に症状が悪化。

 

車で40分かけて通勤されているそうですが、着いた頃には車から降りるのも一苦労で、ここ最近では痺れる感覚も出現。

 

肩もここ一年でドアを開ける動作がツラくなったそうです。

 

とにかく日常に支障があり、困っているとのことでした。

 

肩・腰それぞれに問題が…

まず、Kさんの肩は「インピンジメント症候群」が起きていると評価しました。

 

インピンジメントとは「衝突する」という意味。

 

肩はもともと骨同士の距離が近い関節で、動くタイミングがずれれば衝突が起きやすい構造です。

 

仕事やスポーツなどで腕を上げる動作が多い人、関節が柔らかい人、筋肉の疲労、姿勢の悪さなどが原因で、動くタイミングがずれ関節に筋や靭帯が挟まることで痛みが発生。

 

Kさんの場合、もともとの関節の柔らかさ+仕事による姿勢の悪化が発生因子になっているようでした。

 

また、Kさんの腰骨の1つが前にすべるような状態になっており、そのため局所的に負担がかかりやすい状態になってしまい痛みやしびれの原因になっていると評価できました。

 

動きの修正と運動療法

肩に関してはインナーマッスルのアンバランスを修正するようにアプローチし、腰骨に関しては腹部から腰椎前弯増強の修正、股関節の可動性の拡大を行いました。

 

また、セルフケアでは肩甲骨のエクササイズ、姿勢保持のための体幹トレーニングをメインとした運動療法を処方しました。

通院期間と施術回数

Kさんの腰痛症状は1ヶ月~1ヶ月半、肩の痛みに関しては2ヶ月で解消し、以降2カ月をかけて肩の筋力強化、日常生活における姿勢の指導を行いました。

 

初期の2ヶ月(2~4月)で10回施術、後半の2ヵ月で4回施術を行い合計14回の施術回数でした。

 

最後の1ヶ月に関しては日常生活で腰痛・肩痛は全くでなかったとのことです。

 

振り返り

Kさんとご紹介者様は医療従事者の方でした。

 

ご紹介の際に「行ってみればおもしろいよ」と紹介を受けたそうです。

 

少しプレッシャーを感じましたが、卒業される際に「言われた通り、期待以上だった!」との感想を頂けました。

 

整体は怪しい印象を持たれやすいと思うのですが、医療従事者の方にご納得いただける施術を提供できた事は、セラピストとして嬉しいものがありました。

 

ひきつづき地域に貢献できる施術を提供していきます。

 

腰痛整体FUKUROH

柔道整復師 村越